wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

MENU

情報共有レビュー 20220701

今回の情報共有レビューは学部4年の坂本くん、築地くんの紹介になります。

 

【坂本くんの発表】

  • Founders’M​emorial-2020年コンペ当選案-隈研吾建築都市設計事務所+K2LDアーキテクツ(GA DOCUMENT154  GA INTERNATIONAL2020より)

 

「一本の道」をデザインコンセプトとし、意匠がランドスケープと一体化しているデザイン。デザイン戦略として、道がランドスケープを作り出しており、この傾斜した道を進むにつれて、人々はここに没入していく。そして、複数の道のランドスケープが複数のエントランスをつくっている。また、パブリックスペースでは民族、言語、宗教を超えて多種多様なイベントを開催する。(GA DOCUMENT154  GA INTERNATIONAL2020より)

 

脇坂先生より、形状の似ている建物として、伊東豊雄の「ぐりんぐりん」やエーロ・サーリネンの「TWAターミナル(トランス・ワールド航空)」、ヨーン・ウツソンの「シドニー・オペラハウス」が上げられた。

 

 

【築地くんの発表】

上野東照宮神符授与所/静心所は、東照宮に向かうまでの導線にあり、休憩所兼静心所として建てられ、特徴としては、屋根裏がヒノキ材の二重菱格子とすることで結界性を表現をしている。屋根の形状は自然の音が反響するような工夫がなされており、境内の倒木の危険性のあったイチョウ材を用いてアーチ屋根を形成している。

また、庭には御神木に対してヒノキの軒下空間は祈りの場でもある。

 

[ブログ筆者 修士2年 千葉大騎]