wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

MENU

第62回全国大学・高専卒業設計展示会 開催のお知らせ

こんにちは。

4年 山本弓貴です。

 

今日は、全国各地で行われている「第62回全国大学・高専卒業設計展示会」の会場準備を行いました。

これは、全国の大学生・高専生の卒業設計作品176点の展示会です。

f:id:wakisakalabsist:20211020165521j:plain

準備風景

 

展示会の詳細は下記の通りです。

 

2021年度支部共通事業

第62回全国大学・高専卒業設計展

 

期日:10月21日(木)~10月23日(土)

 

時間:10:00~17:00(最終日は16:30まで)

 

場所:静岡理工科大学理工学部建築学科棟1階デザインスタジオ1

  (静岡県袋井市豊沢2200-2)

 

 

f:id:wakisakalabsist:20211020165256j:plain

静岡理工科大学 デザインスタジオ1

出展作品一覧は日本建築学会ホームページをご覧ください。

 

日本建築学会ホームページ

www.aij.or.jp

 

2021.10.01 読書ゼミ


こんにちは。脇坂研3年の武井和也です。

2021.10.01は「読書ゼミ」を行いました。

 

今後、3年生、4年生から各1人ずつ一冊の本を選び、その内容について討論していくことになります。

初回担当の3年生、木下翼君がレジュメを作成、発表をして、研究室のみんなで討論していきました。

選ばれた本は、内藤廣「環境デザイン講義」で、あらかじめ全員が読んできて、今日の読書ゼミに臨むことになります。

 

今回の討議では、本で章立てされた光、熱、水、風、音の5つの要素から発展していきました。木下さん自身の考察が建築の形態の話でまとめられていたので、「それはどう考えて考察したのか」という質問が初めに掛けられ、そこから材料、デザイン、都市の話へ広がっていきました。

中でも、水の議論は幅広くつながりました。人間は視覚、聴覚、触覚など多くの感覚で水を認識している。五感を頼りに生活する人間において、水はヒトの心理に近づく性質を持つのかもしれないという結論になりました。

 

「環境デザイン講義」は、内藤廣さんの実際の講義内容を文字起こしした本で、まだあまり建築に関する本を本でいなかった僕でも読みやすかったです。本の中に話がそれていく時があるのが、実際に講義を受けているように感じて面白かったです。

 

ちなみに、今回の議論をまとめていくにあたって、ホワイトボードに書き出していく作業をレジュメ担当者が任されたが、4年生の鈴木葉大さんが途中から代わりに書いて下さいました。議論が視覚化されたことで、議論の反復ができるようになりました。また、キーワードを抽出することで、議論の内容がまとめやすくなりました。

f:id:wakisakalabsist:20211015171626j:plain

ボードに議論をまとめる様子

[ブログ筆者 3年 武井和也]

 

2021.10.01(金) 卒論ゼミ

こんにちは。2021.10.01は「卒論ゼミ」を行いました。

 

それぞれの論文の進捗状況を共有し、明日に迫った卒業論文最終発表会の発表練習を行いました。研究の目的から調査、分析を行い分析結果から考察し、結論を導き出す一連の流れを発表時間の5分の中に納めなくてはいけません。脇坂先生に加え、私たち3年生も質疑を行い、説明文や図版の最終確認をしました。建築学科の中でも脇坂研究室は表層のデザインから建築を捉えるのではなく、分析やリサーチから空間をデザインすることを主体としています。そのため分析結果のグラフや図版の量が多く、それをどのように説明したら分かりやすいかを4年生の先輩方も必死になって考えていました。

 

それぞれの研究テーマです。

 

鈴木結梨さん

「イノベーティブ志向のラボ・執務空間における空間構成と昼光利用についての研究」

 

木葉太さん

「地域コミュニティ・ハブがエリア活性化に及ぼす役割と効果に関する研究」

 

山本弓貴さん

「日本における防災建築街区の更新に向けた台湾・老街における亭仔脚の空間構成に関する研究」

 

廣岡歩さん

「郊外型大学キャンパスのコモンスペースにおける同心円状配置の建築的要素と行動の関係」

 

明日の卒業論文最終発表会では他の研究室の先輩方の発表も聞くことができるので、研究の手法や社会的課題を学び、半年後に控えた卒業論文のヒントにしていきたいです。4年生の先輩方はこの研究結果をもとに卒業設計に向けて頑張ってください。

 

f:id:wakisakalabsist:20211002180321j:plain

3年 塩澤侑杜

2021.09.27(月) シラスゼミ、卒論ゼミ

こんにちは。

2021.09.27(月)は[シラスゼミ]と[卒論ゼミ]を行いました。

11月に、シラスという建築系メディアのチャンネルで静岡をテーマとした議論が行われることになり、その際にどのようなプレゼンを行うべきかを討論しました。

シラスとは建築史家の五十嵐太郎さんと市川紘司さんが主宰するチャンネルで、月に数回、建築と都市の歴史やメディアについて議論を行っています。

 

建築系勝手メディアver.3.0|シラス:https://shirasu.io/c/kenchiku 

 

今回のゼミでは、プレゼン時に取り扱えそうな建築物や、どのようなテーマを設けるべきかを各自発表し、検討しました。

それぞれ異なった視点での発表となり、静岡の建築を改めて学ぶ良い機会となりました。

 

卒論ゼミでは、間近に迫った卒業論文の講評会に向けて発表練習を行いました。

発表は適宜図版などを用いてパワーポイントで行うそうです。

限られた時間でどの情報をピックアップするか、相手にわかりやすく伝えるにはどのようなプレゼンを行うべきかを検討しました。

木葉太さん、廣岡歩さん、鈴木結梨さん、千葉大騎さんの4人ともとても興味深い内容で、本番での発表に期待が膨らみました。

5日後に控えた講評会を楽しみに待ちたいと思います。

f:id:wakisakalabsist:20210929233141j:plain

[ブログ筆者 3年 坂本稜太]

2021.9.24(金) マネジメントゼミ、論文ゼミ

 

 今日は「第1回マネジメントゼミ」、「論文ゼミ」を行いました。

 マネジメントゼミでは、静岡で不動産企画・建築設計事業を行うCSA不動産が企画・運営する「ビル泊」、「用宗」のリノベーション事例についてまとめた冊子を、3年生が主体となって作成します。そこで、今回のゼミでは、B3の矢作さんから「ビル泊」、「用宗」の現地調査時の様子の紹介がありました。現地調査当日は、CSA不動産のスタッフさんに同行していただき、午前に「ビル泊」、午後に「用宗」を案内していただきました。

 今回の事例は、私が“宿泊施設”と聞いて想像するイメージとは印象が全く異なり、まちに分散して溶け込んだ客室からは“非日常の楽しさ”が感じられました。

  

「論文ゼミ」では、卒業論文の本発表に向け4年生が進捗報告を行いました。本発表では、梗概やパワポが必要ということで、文章の体裁や図版の最終調整を行っています。研究の内容は、1つの建築を題材としたものから、ある都市を題材としたものまで幅が広いです。

 私は、来年の今頃、論文を執筆しているのかと思うと不安しかありません…。

f:id:wakisakalabsist:20210928214137j:plain

[担当:松原成美]