wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

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2024.1.24 株式会社ホクレア・システムズ ヒアリング

こんにちは。

脇坂研4年の戸塚です。

 

1/24(水)に4年の戸塚の卒論調査で、富士市にある株式会社ホクレア・システムズさんの工場にて、代表の鈴木様にヒアリングをさせて頂きました。

 

ホクレア・システムズは、住宅用の空調システムや太陽熱利用システム、バイオマスボイラーシステム、エネルギー遠隔管理システムなどの企画、設計を行う会社です。

 

ヒアリングでは、内保製材のオフグリッドモデルハウスに関わった経緯をはじめ、各設備の仕様や容量に対する意図、オフグリッドに対する考え方などを聞くことが出来ました。特にオフグリッドに対する考え方の部分では、無理やりオフグリッドにする必要はなく、いざという時に安心して暮らせるように外部との接続はしておく必要があるとのことでした。例えば、浜松でオフグリッドを行う場合、PVパネルと太陽熱温水器をベースとして、自家消費して暮らせる必要最低限の容量で設定するのがよいということで、そこは新たな知見で非常に勉強になりました。

 

ヒアリングの途中では、実際にエネルギー遠隔管理システムを画面上で見させて頂き、内保製材のオフグリッドモデルハウスの電力消費状況やバイオマスボイラの稼働状況などを日時ごとに見ることが出来ました。

 

工場では、ホクレアさんが開発している住宅用全館空調について実物を見ながらご説明頂き、6畳用エアコン1台で各室を空調する仕組みがよく分かりました。

 

今回は設備の企画、設計者という立場から、オフグリッドに対する考え方を聞くことが出来ました。この結果を自分の卒論に組み込み、より精度を上げていきたいと思います。