こんにちは。2021.10.01は「卒論ゼミ」を行いました。
それぞれの論文の進捗状況を共有し、明日に迫った卒業論文最終発表会の発表練習を行いました。研究の目的から調査、分析を行い分析結果から考察し、結論を導き出す一連の流れを発表時間の5分の中に納めなくてはいけません。脇坂先生に加え、私たち3年生も質疑を行い、説明文や図版の最終確認をしました。建築学科の中でも脇坂研究室は表層のデザインから建築を捉えるのではなく、分析やリサーチから空間をデザインすることを主体としています。そのため分析結果のグラフや図版の量が多く、それをどのように説明したら分かりやすいかを4年生の先輩方も必死になって考えていました。
それぞれの研究テーマです。
鈴木結梨さん
「イノベーティブ志向のラボ・執務空間における空間構成と昼光利用についての研究」
鈴木葉太さん
「地域コミュニティ・ハブがエリア活性化に及ぼす役割と効果に関する研究」
山本弓貴さん
「日本における防災建築街区の更新に向けた台湾・老街における亭仔脚の空間構成に関する研究」
廣岡歩さん
「郊外型大学キャンパスのコモンスペースにおける同心円状配置の建築的要素と行動の関係」
明日の卒業論文最終発表会では他の研究室の先輩方の発表も聞くことができるので、研究の手法や社会的課題を学び、半年後に控えた卒業論文のヒントにしていきたいです。4年生の先輩方はこの研究結果をもとに卒業設計に向けて頑張ってください。
3年 塩澤侑杜