wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

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2021.11.01(月) シラスゼミ

こんにちは。脇坂研究室3年生の坂本です。

2021.11.1はシラスゼミを行いました。

 

今回のゼミでは先週の金曜日に行われた辻琢磨建築企画事務所の辻さんとの会議をもとに、シラスの発表に向けて話し合いを行いました。

シラスとは建築史家の五十嵐太郎さんと市川紘司さんが主宰するチャンネルで、月に数回、建築と都市の歴史やメディアについて議論を行っています。

 

建築系勝手メディアver.3.0|シラス:https://shirasu.io/c/kenchiku

今までは東海道とその発展を中心に建築物をいくつか紹介して話を展開させていこうと考えていたのですが、辻さんとの会議の末、もっと深層的で誰もが知らないような情報を交えての発表にした方が良いのではないかという結論に至り、今回のゼミでは案の再構築を行いました。

発表内容の軸とストーリーの再築にあたり、研究室メンバーひとりひとりに好きな建築物・紹介したい建築物を挙げてもらい、そこから統計を取ることで静岡の建築の傾向や特徴を探りました。

結果、計42の建築物や、まちが挙がり、今までの話し合いでは出てこなかった新たな傾向や特徴を知ることができました。特に防災に関する建築は今までほとんど話に上がらなかったなかでかなり多く挙がり、新たな発見となりました。

この新たな材料をもとに、より深層的で意外性のある発表資料をつくっていきたいと思います。

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2021.10.29(金) シラスゼミ

 今日は「シラスゼミ」を行いました。

 シラスとは、批評家の東浩紀氏が運営するweb上の「放送プラットフォーム」のことです。詳しくはこちら↓

https://shirasu.io/?from=redirected

 シラスの中の一つのチャンネルとして、東北大学の五十嵐先生と市川先生が担当する「五十嵐+市川の建築系勝手メディアver.3.0」があり、その中の【日本の地方】の一番組として「静岡の建築(仮)」の配信が予定されており、脇坂先生が登壇することになっています。

 そこで、シラスゼミと称して、1ヶ月程前から“静岡の建築を語るにはどんな内容がふさわしいか?”を脇坂研究室3年生が主体となり検討してきました。

 今回は、403architecture[dajiba]の辻琢磨さんとオンラインで議論し、ご意見をいただきました。改めて静岡の建築について考える機会となりましたが、地元でありながら意外と知らなかった事柄がたくさん見えてきました。歴史や気候、地元材など…数多くあるキーワードを使って、どんな風に話しを盛り上げて行くか、とても頭を悩ませています。今回の議論で辻さん、脇坂先生からいただいた意見を参考にブラッシュアップし、「これが静岡の建築!」と語れる内容にしていきます。

 なお、シラスでの配信は12/10の予定です。乞うご期待!

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                              [担当:松原成美]

2021.10.26(火曜日) シラスゼミ

こんにちは、今日のゼミはシラスゼミを行いました。

 

今回は静岡の地域特性として、自然性、地理性、東海道など、さまざまな地域特性があるなか、それぞれの建築をどう地域特性と繋げまとめるか議論しました。

 

〈ストーリー(話の流れと) スライド1〉

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スライド1では、これらのトピックからから疑問点、案を議論しました。

その中で、静岡の特性として、東海道五十三次で数多く宿場町が隣接していて、今でもその名残がある事、東海道線、高速道路など交通の便が良い事、自然が豊かである事が

主な軸で進行を進めました。

 

これらの特性から別荘建築、宿場町、自然に関連した建築を軸に、以前ピックアップした静岡の建築に照らし、更に議論を行いました。

〈別荘建築) 

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下記の写真では、ゼミの最後に今日の議論を円状の中に軸を定め、各ピックアップした施設を当てはめました。

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以上今日のシラスゼミで見でした。


執筆者:矢作武

10/18 3年シラスゼミ/M1修論ゼミ

 

 

10/18 3年シラスゼミ/M1修論ゼミ

 

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 前半は3年生を中心にシラスゼミを行いました。「シラス」とは、ゲンロンが製作運営している放送プラットフォームです。その中の「建築系勝手メディア(https://shirasu.io/c/kenchiku)」で12月に放映される「静岡の建築」に向けて、東海道太平洋ベルト、気候、etc、、、静岡に関する要素から特徴のある建築を探しています。そして本日のゼミでは宿場町、御用邸、有名建築家の建物などなどの案を各自が持ってきましたが、トークの軸が定まらず苦戦していました。話し合いの結果、下の画像のような図にまとまり、各建築の背景より東海道東名高速道路、新幹線などの交通的な共通点より「東海道」を軸とすることで今回のゼミはまとまりました。とりあえず今後の方針としては、今回のゼミで挙がった建築事例を一旦パワーポイントでまとめ、改めて議論をすることになりました。

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 後半はM1の千葉先輩の修士論文の進捗報告を行いました。現在、千葉先輩は「小規模多機能型居宅介護施設における訪問介護型と施設介護型の利用状況から在宅利用の実態に関する研究」を行っています。今回のゼミでは人や家具の配置がプロットされた平面図の追加や、スタッフ・利用者に向けた施設に関してのアンケート情報の追加が行われ、各介護施設の様子がより分かりやすくなっていました。
 論文がゼミの度に改善されたり情報が追加されたりする様子を3年生の段階で見学できることは、自身の今後のレポートや卒業論文の書き方の参考にできるので良い経験だと思っています。

 

(執筆者:木下)

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2021.10.11(月) マネジメントゼミ

こんにちは。今日は第二回マネジメントゼミを行いました。

今回は冊子の内容についての検討、章立て等の形式についての検討を行いました。

 

最初は内容についてですが、

CSA不動産が企画・運営を行っている静岡市中心街の空きビルをリノベーションして宿泊施設とした「ビル泊」と、港町の特色を生かした「用宗」のリノベーションのそれぞれの内容を取り込んでいきます。そこにはCSAさんについての概要や周辺環境についても取り入れていこうと思います。

 

次に形式に検討しました。

方法としてまず、文章としての文字数をカウントしてページ割りをなんとなく決めます。その後紙媒体として印刷し、どの部分に写真を埋め込むかチェックをつけていきながら写真の選別を行っていく形です。

写真にはその時にCSA不動産の方が語ってくれた様子を写真に入れると良さそうです。

 

章立てに関して今回は特に話題が持ち上がりました。

特に、ビル泊や用宗を通した日本色についてなど多くの要素がある中で、全体の構成としてどう持っていくかが議論となり、ビル泊や用宗の紹介が中心だとパンフレットのようになってしまいそうという意見やブックの軸をどこに置くかなど多くの意見が飛び交いました。

結論として「リノベーションの可能性」を最後に語るような形でリノベーションを軸としたブックがよさそうだという結論にいたりました。

その中では今回の視察の内容だけでなくもっと違った事例を紹介して分析することや、客層や単価などマネジメント的な分析、さらに建物が出来た後の運営についてなど多くの分析を取り込んで展開していくといった形となると良いかなと思います。

 

今後の展開としては各章立てした内容について精査して、他事例やそれとの比較等のコンテンツを作成していく。またそれに対する日程等の予定や担当を決めていくかたちとなります。良いものが出来るように頑張ります。

 

 

後半はM1千葉先輩の論文ゼミがありました。

 

タイトルは「小規規模多機能型居宅介護施設の在宅支援型と施設支援型に関する研究-静岡県浜松市を対象」というものです。小規模多機能が在宅瀬克の基盤となりえるかを明らかににする、そのうえで小規模多機能の平面計画をする際の留意点を把握することを目的とした研究です。

 

今世の中でも焦点が当たりつつある福祉施設の課題について向き合った研究で、小規模多機能というものに対して結論として出すまでのアプローチが非常に難しそうだと感じました。千葉先輩も平面分析やリサーチからうまく読み解いていくのに苦戦している様子でした。11月の支部検に向けて引き続き頑張ってください。

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担当 (3年 築地颯)