wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

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2021.10.11(月) マネジメントゼミ

こんにちは。今日は第二回マネジメントゼミを行いました。

今回は冊子の内容についての検討、章立て等の形式についての検討を行いました。

 

最初は内容についてですが、

CSA不動産が企画・運営を行っている静岡市中心街の空きビルをリノベーションして宿泊施設とした「ビル泊」と、港町の特色を生かした「用宗」のリノベーションのそれぞれの内容を取り込んでいきます。そこにはCSAさんについての概要や周辺環境についても取り入れていこうと思います。

 

次に形式に検討しました。

方法としてまず、文章としての文字数をカウントしてページ割りをなんとなく決めます。その後紙媒体として印刷し、どの部分に写真を埋め込むかチェックをつけていきながら写真の選別を行っていく形です。

写真にはその時にCSA不動産の方が語ってくれた様子を写真に入れると良さそうです。

 

章立てに関して今回は特に話題が持ち上がりました。

特に、ビル泊や用宗を通した日本色についてなど多くの要素がある中で、全体の構成としてどう持っていくかが議論となり、ビル泊や用宗の紹介が中心だとパンフレットのようになってしまいそうという意見やブックの軸をどこに置くかなど多くの意見が飛び交いました。

結論として「リノベーションの可能性」を最後に語るような形でリノベーションを軸としたブックがよさそうだという結論にいたりました。

その中では今回の視察の内容だけでなくもっと違った事例を紹介して分析することや、客層や単価などマネジメント的な分析、さらに建物が出来た後の運営についてなど多くの分析を取り込んで展開していくといった形となると良いかなと思います。

 

今後の展開としては各章立てした内容について精査して、他事例やそれとの比較等のコンテンツを作成していく。またそれに対する日程等の予定や担当を決めていくかたちとなります。良いものが出来るように頑張ります。

 

 

後半はM1千葉先輩の論文ゼミがありました。

 

タイトルは「小規規模多機能型居宅介護施設の在宅支援型と施設支援型に関する研究-静岡県浜松市を対象」というものです。小規模多機能が在宅瀬克の基盤となりえるかを明らかににする、そのうえで小規模多機能の平面計画をする際の留意点を把握することを目的とした研究です。

 

今世の中でも焦点が当たりつつある福祉施設の課題について向き合った研究で、小規模多機能というものに対して結論として出すまでのアプローチが非常に難しそうだと感じました。千葉先輩も平面分析やリサーチからうまく読み解いていくのに苦戦している様子でした。11月の支部検に向けて引き続き頑張ってください。

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担当 (3年 築地颯)