wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

MENU

2023.9.20 卒業論文最終発表会

こんにちは!
脇坂研究室4年 一色駿汰です。

 

本日は、私たち4年生が、春休みから取り組んできました卒業論文の最終発表会を行いました。
下記に、最終発表時の発表者と題目を示します。
一色駿汰
「公共施設再編に向けた利用者の意向に関する研究-西尾市生涯学習施設を対象として-」
寺田早登
「国内・海外の複合型スタジアムを対象とした立地・用途の複合性からみた地域活性化に向けた研究」
加藤竜舞
「障害者就労支援施設における利用者・職員からみた作業スペースの空間特性に関する研究」
望月亮佑
「公共施設再編に向けた設計者選定手法のプロセスと協働体制について-西尾市を事例として-」
矢作武
「防火建築帯・防火建築街区の更新に関する研究 熱海における変遷と意匠特徴」

 

全員が、少し強張った表情でスーツを着用して迎えた発表当日は、持ち時間の14分で各々が研究の意義を聞き手側に存分に伝えることを意識し、全力を出し切りました。前日には本論の提出があり、発表練習を行いました。研究の目的から調査、分析を行い、分析結果から考察したものを結論として導き出した今日までの成果を発表時間の6分に納めなくてはなりませんでした。私たち脇坂研究室では、特に「文よりも図」で聞き手側に伝えることを研究室メンバーで共通して意識しており、図と発表文を同時並行で考えて修正を行うことは、私にとって最後の難所でした。(笑)

 

最終的には、脇坂研究室の3人が優秀卒業論文賞の表彰式にてトップ3として結果を納めることができ、達成感を感じてます。春休みから色々ありましたが、終わってしまえばあっという間で、卒業論文を「他のプロジェクトや用事があるから手に負えない」などと言い訳にせず、疎かにしなかったことが表彰につながったのではないかと思います。

お疲れさまでした!少し休んで、後期も頑張りましょう!!

 

2023.9.9 西尾市生涯学習センター(仮称)設計者選定競技[最終審査]

こんにちは!

脇坂研究室4年 一色駿汰です。

本日は、私と望月の卒業論文に関わりのある「西尾市生涯学習センター(仮称)設計者選定競技」の最終審査に脇坂先生、M1の築地さん、私と望月で参画致しました。

本コンペは、西尾市にある「中央ふれあいセンター」と「にしお市民センター・アクティにしお」を統廃合し、多目的な複合施設の建設を計画するものです。6月17日に行われました1次審査の結果を得て、最終審査会では、152案中5案が選定され、模型やパネルなどを用いたプレゼンテーションのもと審査が行われました。

 

1次審査では、パネルのみで選定がされ、パネルによって汲み取られる各審査委員の様々な論点からパネル表現について大いに学ぶものがありましたが、2次審査では、プレゼンテーションと模型の表現力とプロセスに圧倒されました。

特に、細部にとても目を惹かれました。模型は、5つの作品にそれぞれに個性がはっきりと表現されていました。主ではない木の表現は、各作品を引き立たせる仕掛けとなりつつ、建物を差し置いて、主役とも読み取れるほどに繊細な技術で表現されていました。もっと注目してみると、模型の運搬から収納までの流れにまで、見とれてしまうものがありました。プレゼンテーションでは、身体を大きく使った表現、模型の表現、移されるパネルの表現。多種多様なプレゼン方法を見て、時折、大学内で実感する自分自身で解釈することが叶わない設計プロセスは1つもなく、初めて聞く「聞き手側」に分かりやすく伝える技術を体感しました。このように、主である「どのような提案をしているのか」ということに入る前に、学ばない時間がないほどに多くを学びました。(笑)

 

 最後に、大学の建築設計課題において私自身、考えるまでにほとんど至っていない「環境や構造」「経済の合理性や質疑応答から見る人間的技量の視点」など、提案後の長期的な考えを重視した選定結果を目のあたりにし、大学では決して過ごすことができない有意義な時間を過ごすことができました。ここで得た知見を卒業論文と卒業設計に活かしていきたいと思います。













 

2023.9.9 西尾市生涯学習センター(仮称)設計者選定競技[最終審査]

こんにちは!

脇坂研究室4年 一色駿汰です。

本日は、私と望月の卒業論文に関わりのある「西尾市生涯学習センター(仮称)設計者選定競技」の最終審査に脇坂先生、M1の築地さん、私と望月で参画致しました。

本コンペは、西尾市にある「中央ふれあいセンター」と「にしお市民センター・アクティにしお」を統廃合し、多目的な複合施設の建設を計画するものです。6月17日に行われました1次審査の結果を得て、最終審査会では、152案中5案が選定され、模型やパネルなどを用いたプレゼンテーションのもと審査が行われました。

 

1次審査では、パネルのみで選定がされ、パネルによって汲み取られる各審査委員の様々な論点からパネル表現について大いに学ぶものがありましたが、2次審査では、プレゼンテーションと模型の表現力とプロセスに圧倒されました。

特に、細部にとても目を惹かれました。模型は、5つの作品にそれぞれに個性がはっきりと表現されていました。主ではない木の表現は、各作品を引き立たせる仕掛けとなりつつ、建物を差し置いて、主役とも読み取れるほどに繊細な技術で表現されていました。もっと注目してみると、模型の運搬から収納までの流れにまで、見とれてしまうものがありました。プレゼンテーションでは、身体を大きく使った表現、模型の表現、移されるパネルの表現。多種多様なプレゼン方法を見て、時折、大学内で実感する自分自身で解釈することが叶わない設計プロセスは1つもなく、初めて聞く「聞き手側」に分かりやすく伝える技術を体感しました。このように、主である「どのような提案をしているのか」ということに入る前に、学ばない時間がないほどに多くを学びました。(笑)

 

 最後に、大学の建築設計課題において私自身、考えるまでにほとんど至っていない「環境や構造」「経済の合理性や質疑応答から見る人間的技量の視点」など、提案後の長期的な考えを重視した選定結果を目のあたりにし、大学では決して過ごすことができない有意義な時間を過ごすことができました。ここで得た知見を卒業論文と卒業設計に活かしていきたいと思います。













 

2023.8.21 卒論ゼミ

こんにちは。

脇坂研究室4年の望月亮佑です。

2023.8.21(月)は、私たち4年生の卒論ゼミがありました。

脇坂研での梗概の提出期限とされていた日でした。しかし、ゼミ参加者は思うように研究が進んでおらず、梗概を完成させることができていませんでした。

  1. 寺田

「複合的スタジアムの建設による地域活性化に関する研究-国内外のスタジアムに着目して-」

各スタジアムの複合施設を調査し、国内外で比較し分析を行っていました。

2.戸塚

「オフグリッド住宅をはじめとした環境配慮型住宅における設備仕様と生活満足度(心理的視点)に関する研究」

ヒアリングをもとに、3章のオフグリット図の作成を行っていました。1事例に対して、初期計画図とか夏季実働図の作成を行い、事例ごとに特徴点をまとめていました。 

3.加藤

「障害者の継続的な就労支援の現場における​作業スペースの空間特性に関する研究」

本論にまとめていたが、一貫性のあるものとなっていなかったため、分析方法の見直しを行いブラッシュアップしていくとコメントしていました。

4.一色

「統廃合する対象施設の利用実態からみるコンペ方式を用いた​公共施設再編の現状​ー西尾市生涯学習関連施設を対象としてー」

4章までの構成を行っていました。5章のまとめの部分がまだ定まりきれていなく、分析結果が不明快なので、来週は、そこを突き詰めたいとコメントしていました。

5.望月

「公共施設再編に向けた設計競技のプロセスと協働体制について―西尾市を事例として―」

本論の1章の背景から4章の実施要領の比較までを説明しました。図を挿入していなかったため図を入れるよう脇坂先生からご指摘がありました。

最後に、脇坂先生から全体的にペースが遅い、最終提出が1か月を切った段階で梗概・本論ができていないのは大変まずい、スケジュールを再度確認するべきだというご指摘を頂きました。

早急に梗概・本論を作成し、修正作業に入ることで、スケジュール管理の重要性を再確認しました。

 

2023.8.3 バーチカルレビュー

こんにちは!
脇坂研究室4年の一色駿汰です。
本日は、毎年開催がされていますバーチカルレビューが行われました。
バーチカルレビューとは、1年間で行われた各学年の各課題の入賞者からさらに2名ずつ選定が行われ合計18人が発表(今年の場合)を行い、本学の先生に外部講師を含めた先生方に講評を頂くものです。
今年の講師(評者)は、元東京工芸大学教授の市原出氏でした。

脇坂研究室からは、私と当時は所属しておりませんが、現在所属の3年生の伊藤勢来君が発表を行いました。
プログラムとしては、最初に、市原氏のミニレクチャーが行われ、次に学生からの各作品のプレゼンテーションが行われました。
脇坂研究室の2人より各レビューを述べます。
[一色駿汰|3年後期第一課題「地域の未来をつくる小学校」『輪輪輪の森』]
既に授業内で一度講評をされた作品でしたが、新たな視点も加わり、「更なるブラッシュアップが必要だった。」と考えさせられる時間でした。普段接することの少ない他学年の作品やプレゼン方法なども拝見することができ、印象に残っているうちにノートに書き込みを行い、私の技術として多くのスキルを吸収できた1日でした。

[伊藤勢来|3年前期第2課題「新たなるシティホール」『流れ、佇む』]
「新たなるシティホール」を講評して頂きました。始めて、学外の先生に講評をして頂き、課題以上のことを多く指摘されました。指摘されたところをブラッシュアップしていくとともに、来年もバーチカルレビューで発表できるよう、多くの知識を得て、まずは後期1回目の課題に向けて頑張っていきます。
最後に、今後も建築を学ぶ者として、このような貴重な経験をすることができ、大変嬉しく思いました。本日の経験を今後、どんどん活かしていくつもりです。