wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

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20221128 4年生ゼミ

こんにちは。

2022.11.28(月)は、4年生の卒業設計ゼミを行いました。

先週に引き続き、進歩状況報告です。

 

1. 松原先輩は、「地域コミュニティの創出」をテーマに取り組んでいます。

敷地候補は、「静岡県袋井市浅羽北地区から2カ所」です。

「コミュニティセンター」と「公立小学校」と「こども園」を複合し、公共施設マネジメント及び新たな地域コミュニティのカタチを提案しています。

子供園と小学校との関係や、これらと地域の人との関係について意見交換をしました。

また、施設の配置と運動場の配置など配置計画について今後の課題として挙げられました。

 

2.坂本先輩は、「商店なき街」を題に、「静岡県浜松市サザンクロス商店街」の衰退について取り組まれています。鯨骨生物群集から考えられた2つの計画から意見交換が行われました。1つ目は、衰退した商店街の増築と基となる建物はリノベーションを行うこと。2つ目は、従来の縦軸から縦軸を交う横軸を作ることです。賑わいはどのようにして生まれてくるのか。軸の関係性。などについて、問われました。

 

3.塩澤先輩は、敷地の候補である「八ッ場ダム」の建設により伴う水没した都市の過去を「感じる」ことで、当時の記憶に触れる事のできる建築の提案を行っています。

水没区域として指定された地域に住んでいた住民が当時抱いていたであろう「負の感情」を表す言語を空間として構成する要素として捉え、レベルに合わせ、感情を操作します。

また、細かな光の操作や周辺との関連について、問われました。

 

4.築地先輩は、「動画配信サービスやシネコンにより縮小しているミニシアターのあり方」について取り組まれています。前回の進歩状況と同じ敷地に新たに暗渠をテーマに、地階のミニシアターのあり方について解いています。逃げ場とは、何を意味しているのか。また、暗渠のあり方について問われました。