こんにちは。
脇坂研の戸塚です。
7月14日に、4年の戸塚の卒論調査で、滋賀県長浜市にある内保製材株式会社さんのオフグリッドモデルハウス「響の杜」の見学、ヒアリングを行いました。
長浜市までは電車で向かいました。
到着するとまずは長浜の街歩きということで、駅周辺を散策しました。
長浜は秀吉がはじめてつくった城下町ということで、歴史的な街並みが多く残っていました。
昼ご飯は、長浜駅から数分歩いた場所にある商店街の中の店に入りました。
長浜名物ののっぺいうどんを頂きました。
その後、内保製材株式会社さんのオフグリッドモデルハウス「響の杜」に伺いました。
見学、ヒアリングに同席して頂いたのは、内保製材株式会社の川瀬代表とスタッフの斎藤さん。
まずは内部の見学をしました。
「響の杜」は、林野庁の補助を受けて、技術開発・実証実験を行っているオフグリッドモデルハウスです。太陽光発電のみの「オール電気」ではなく、太陽熱の「集熱パネル」と木質バイオマスの「ペレットボイラ」をプラスして、給湯や暖房などの熱需要を賄っています。太陽光、太陽熱は晴れた昼間や日照時間が長い時期に活躍し、木質バイオマスはペレットをボイラで燃焼し、夜間や冬に不足分を補っています。
建物の北側には設備の小屋がありました。
熱系統を賄うのに必要な、貯湯槽、ペレットボイラ、ペレットサイロがありました。
また電気系統を賄うための鉛蓄電池も設置されていました。
設備の計画には、静岡県沼津市のホクレア・システムズさんも参画されているということで、ぜひこちらの会社さんにもお話を伺ってみたいと思いました。
見学の後はヒアリングを行いました。
オフグリッドの導入経緯から、外皮、設備の選定意図、平面や断面などの計画的工夫など多くの質問に丁寧に答えて頂きました。
見学、ヒアリングの結果を整理し、論文に活かしていきたいと思います。