こんにちは。
脇坂研の戸塚です。
7月25日に、4年の戸塚の卒論調査で、オフグリッド住宅「佐戸の家」について、もるくす建築社の佐藤様にオンラインでヒアリングを行いました。
「佐戸の家」は秋田県大仙市にあるオフグリッド住宅で、佐藤様の自邸になります。寒い地域ではありますが、日照時間が長いという特徴から、南面に大開口を設けて、冬季の直射日光を取り入れる計画をしているところが特徴です。
断熱材は、屋根にウッドファイバー480mm、壁にウッドファイバー420mm、基礎には
EPS200mmとかなり厚い仕様の断熱材を用いていました。
設備における特徴としては、電気系統は敷地内に置いているPVパネルでの発電で賄っています。熱系統は、夏季は主に壁面に設けられた太陽熱集熱パネルで熱を生み出し、冬季は薪コンロの排熱を利用し、給湯や風呂に利用していました。
ヒアリングでは外皮や設備の選定意図、平面や断面などの計画的工夫について伺い、大変貴重なお話しを聞かせて頂くことができました。
本日のヒアリング内容を、論文に落とし込んでいきたいと思います。