wakisaka lab@Shizuoka Institute of Science and Technology

静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室

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2023/01/20 3年ゼミ・院ゼミ

こんにちは。

脇坂研3年の戸塚です。

 

1月20日のゼミは、

・3年設計B2沼津報告会の振り返り

・院生ゼミ

・3年生ゼミ

の順に行われました。

 

まず、1月19日に行われた沼津報告会について振り返りを行いました。

今回の報告会は、一連のプロジェクトをどのようにして行うのかを学ぶ良い機会となりました。

今回の沼津報告会では、

・模型の梱包、配送手続き

・会場掲示資料(ポスター、敷地調査シート、沼津インプレッション、コンセプトカード等)の作成

・来場者配布資料(コンセプトシート、評価シート、アンケート)の作成

・当日の会場レイアウト

・打ち上げ会場の手配

等々事前準備から当日の動きまでを見ることが出来ました。

今回の一連のプロジェクトは、主に脇坂先生により進められましたが、次回以降は自分たちでプロジェクトを計画し、動かせるように、今回の経験をしっかりと自分の中に留めておきたいと思います。

 

続いて、院生ゼミです。

今回は千葉さん、鈴木さんともに簡単に修論の現状報告と今後の日程確認を行いました。

お二人とも提出の期日が迫っていますが、計画的に進めて頂きたいと思います。

 

 

最後に3年生の環境ゼミです。

今回は「住宅特集」より、オフグリッド住宅のレビューを各担当を決め、行いました。

渥美は「能代の家」(設計:西方設計)、加藤は「金山デッキ」(設計:中村勉総合計画事務所)、戸塚は「佐戸の家」(設計:もるくす建築社/佐藤欣裕)についてレビューを行いました。

先々週の環境シミュレーションを導入した住宅のレビュー同様、各事例の断熱性能(Ua値や断熱材の仕様)や設備システム(設置位置やタンク容量など)を比較し、環境性能の向上のために断熱材の違いや部位毎の厚さ、設備システムが実際にどのように採用されているのか、評価されているのか、など各事例の具体的な数値や仕様を確認し、横断的に比較を行いました。また、今回はオフグリッド住宅ということで、どのようにしてそれが達成されているのかに着目し、レビューが行われました。

 

先々週、今週と環境シミュレーションを導入した住宅、オフグリッド住宅のレビューを行い、環境を意識した住宅について基本となる知識について触れました。レビューを行う中で、断熱材の種類や厚さ、熱伝導率について、Ua値の基準についてなど、自分たちは基本知識が欠落していると感じました。基準となる知識や数値を理解していないと、レビューで取り上げたような環境住宅と一般の住宅の比較検討ができません。まずは基礎知識や基準となる数値を確実に理解するところから始めたいと思います。

 

次回は住宅性能の評価を行うソフト「ホームズ君」を用い、断熱材や窓の種類、性能を変更した際の、住宅の断熱性能の変化を見ていきます。