こんにちは。
脇坂研究室3年の加藤です。
2023.03.12(日)に、今年度から非常勤講師としてお世話になる水野先生の自邸を見学させていただきました。
住宅特集にも取り上げられるような住宅を、身をもって体感できることはとても貴重な経験でとてもワクワクしていました。
最寄りの駅からは歩いて伺わせて頂いたのですが、室内の木の梁や垂木などが、特徴的な連続窓から見え、一際目を惹く住宅でした。
玄関前のピロティは、室外からの段階的な空間として機能し、プライバシーを確保しつつ室内からは生活空間を室外へ拡張されるような意図を感じ、とても魅力的な空間でした。
室内に入ってからは照明がついていないのにどの場も明るく、トップライトと大きな連続窓の効果を直に体験することができました。
常に視界の中には外の景色があり、それでも外の人と目線が合わないのは、フロアレベルを部屋ごとに調整することで生み出していてとても面白かったです。
そしてフロアレベルの動きを中央の螺旋階段により実現させ、全てがうまく噛み合って快適な空間が創出されているのだと感じました。
お話を伺っていく中で、住宅で過ごしながら建築に手を加えているというお話がありました。住宅の在り方としてとても素敵な考え方だと強く思いました。
そこに暮らす人の色が住宅に現れてくるような、そういった考え方も持ってこれからの勉学に励んでいきたいと思いました。
水野先生、お忙しい中自邸を訪問させていただきありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。